ボディー部分の塗装を担当、報酬が良いのが魅力でした-トヨタの期間工で働いた経験談

「期間工で働いたみんなの体験談」コーナーは、これまで期間工(期間従業員)として、トヨタや日産、ホンダなどのボディメーカー、アイシンやデンソーなどの部品メーカーで働いていた人に、「働くことになったきっかけと理由」「仕事内容、勤務体制、給与、寮、諸手当の満足度について」「工場や寮、食堂の雰囲気と快適度、勤務地の雰囲気について」「最後に、実際に期間工として働いた感想」を答えてもらいました。期間工として働く前にぜひご覧下さい。

報酬が良いのが魅力でした-トヨタの期間工で働いた経験談


期間工として働くことになったきっかけ、その会社に決めた理由

高校を卒業後働いていたバイトを辞め、特にやりたいことも定まっていなかったのでとりあえずの仕事を探していた時にトヨタの期間工の募集を見かけたのがきっかけでした。 

何といっても報酬が良いのが魅力でしたが他にも理由はあり、他県での住み込みでの仕事との事だったので単純に旅行気分で楽しめそうだなという気楽な考えで応募した感じでした。 

仕事内容にしても、子供の頃から車関係の玩具で遊んだりプラモデルを組み立てたりしていて興味があり、本物の車を本格的にいじることが出来るという魅力に大きく惹かれたのもあります。 

専門的な知識も学ぶ事が出来ればより車を好きになれるとも思いました。


仕事内容、勤務体制、給与、寮、諸手当の満足度について

主に自分が担当していたのはボディー部分の塗装でした。 

塗装といっても中々難しく、塗布ムラがないのは当たり前の事で丁寧な作業が要求されます。 

しかし次から次へとボディーは用意されるので正確かつ早さが必要で余裕は一切ありませんでした。 

勤務体制は日勤夜勤とあり週ごとに交代しての作業でした。 

1週間日勤で次の週は夜勤という感じだったのでしばらくの間は体内リズムはかなり狂わされました。 

寮を借りていましたが装備されている家電も必要最低限のものだけでした。 

とは言え、作業が終われば疲れて寝るだけだったのでこれと言って不便に思うことはありませんでした。 


工場や寮、食堂の雰囲気と快適度、勤務地の雰囲気について

正直いってこういう工場勤務に対するイメージとして、不良上がりの人が働いているイメージが強くギスギスした重苦しい人間関係があるのでは?と不安に思っていました。 

しかし実際はそんなことは無く皆とても気さくで優しい方ばかりでした。 

仕事を教えてもらう最初の頃はしっかりと厳しく指導されましたが、仕事に慣れる頃になると日常会話での談笑をしながら作業をするような和やかな雰囲気でした。 

勤務地は作業場や食堂など、全ての施設が綺麗に整理されており快適に作業することが出来ました。 

働いている人も自分と同じ期間工で全国から集まっていて、色々な人がいましたが皆直ぐに打ち解け楽しい職場でした。


実際に期間工として働いた感想

正直に言うと報酬がそれなりに高い分仕事内容はきつかったです。 

以下に早く体を順応させることが出来るかが重要だと思います。順応が出来なければ間違いなく体に負担をかけ壊れてしまうと思います。 

しかし仕事を続けることで車に関しての深い知識を身につけることが出来るので車そのものに興味がある方にはとても魅力的な職場だと思います。 

全国から人が集まっているのも大きな魅力で、それぞれの地方の方と触れ合うことで日本全国の自分が知らない話を聞くことが出来るので毎日が新鮮で、仕事の報酬以上に得る物は大きくとても充実した内容の濃い時間を過ごす事ができたのでとても満足しています。 

単純に仕事をするだけでなく、こういった沢山の人と触れ合えることで自分の考え方や視野を広げることにも繋がるので大きく成長することが出来る可能性があります。 

ありきたりな今の生活に不満がある人は一度体験してみるといいかも知れません。

(男性 36歳 栃木県)

「期間工グッド編集部より」

この方は20代の頃にトヨタ自動車の期間工として働いていた方です。仕事はボディー部分の塗装、工場勤務に対するイメージとして、ギスギスした重苦しい人間関係があるのでは、と不安に思っていたそうですが、実際はそんなことは無く、とても気さくで優しい人ばかりだったとのこと。全国から人が集まっているのも大きな魅力で、仕事の報酬以上に得る物は大きく、とても充実した内容の濃い時間を過ごす事ができたので、結果的にとても満足をしているとのこと。

トヨタは日本で一番売上の多い会社です。従業員も連結で約36万人もいます。給与待遇、雇用条件、福利厚生もとても充実しています。その正社員になれるのですから、期間工で働く人はぜひチャレンジして欲しいと感じます。

こちらにトヨタ自動車の期間工求人ページを載せていますのでご覧下さい。 まずは実際に面接に行ってみて、それからご自身でYESかNOを判断すれば良いと思います。行動あるのみです。


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