期間工-メーカー直接雇用と派遣社員、請負契約の違い

期間工-メーカー直接雇用と派遣社員、請負契約の違い

期間工-メーカー直接雇用と派遣社員、請負契約の違い

期間工(期間従業員)として、働く場合の雇用形態は、いくつかの種類があります。仕事内容はさほど変わらないにせよ、どの会社と雇用契約を結ぶかによって、仕事の責任、社会保険や雇用保険(失業時)、労災など、あなたに何かあった時に守ってくれる大事なものが変わってくるので、働こうとしている仕事で確認するようにしましょう。
ここでは各雇用形態によっての違いを説明いたします。少しややこしいのですが、大事なことですので、きちんと理解しておくことをおすすめします。

メーカー直接雇用

メーカー直接雇用
メーカー直接雇用とは、働くことになる企業(工場)と直接雇用契約を結ぶことです。一番おすすめの形です。

製造業・工場求人の「工場ワークス」、「期間工.jp」といった求人情報サイトを運営する有料職業紹介事業をおこなう会社から「職業紹介※」という形で、勤務先を紹介されて、働くことになりますが、雇用契約は働く企業(工場)と直接結びますので、給与の支払い、社会保険や雇用保険などの加入、仕事の指示(指揮命令権)もすべて企業(工場)の責任の下でおこないます。

    職業紹介とは・・職業安定法において、「求人(1)及び求職(2)の申込を受け、求人者と求職者との間における雇用関係(3)の成立をあっせん(4)することをいう。」と定義されています。

  • 1.求人
    報酬を支払って自己のために他人の労働力の提供を求めること。
  • 2.求職
    報酬を得るために自己の労働力を提供して職業に就こうとすること。
  • 3.雇用関係
    報酬を支払って労働力を利用する使用者と、労働力を提供する労働者との間に生じる使用・従属の法律関係のこと。
  • 4.あっせん
    求人者と求職者との間をとりもって、雇用関係が円滑に成立するように第三者として世話をすること。

なお、余談ですが、有料職業紹介事業とはいっても、一般的には仕事を探している人(求職者)からは手数料はとらないのが基本です。あくまでも企業(工場)から手数料をもらうのが前提です。
もし応募時、面談時に何らかの手数料(紹介費、あっせん費など)を請求された場合は、その会社を利用することは止めた方が無難です。

派遣社員

派遣社員
派遣社員とは、上記のメーカー直接雇用と異なり、労働者派遣事業を営む人材派遣会社と、雇用の契約を結び、働く企業(工場)に派遣される形になります。そのため給与の支払い、社会保険や雇用保険などの加入は人材派遣会社がおこないますが、仕事の指示(指揮命令権)だけは派遣先の会社(働いている工場)がおこないます。

紹介予定派遣という契約も

なお、派遣には「紹介予定派遣」という契約もあります。近年、よくみられるようになった形態で、派遣期間(最長6ヶ月)終了後に、労働者と相手先企業(工場)の双方が同意をすれば、メーカー直接雇用に変更となる雇用形態です。

相手先企業(工場)からすると、一定期間働いている人の能力や態度を確認した上で、直接雇用に切り替えられるメリットがあります。また働いている人もいきなり直接雇用で入社するのではなく、工場の仕事内容や雰囲気を確認しながら、希望が合えば変更出来るメリットがあります。ただこのサイトで掲載している大手メーカーの期間工(期間従業員)の場合は、あまり見かけない形態かもしれません。

労働者派遣事業をおこなうにあたっては、必ず事業者の登録が必要になります。もし応対が不安な場合は下記より登録の有無を確認してみてください。

●厚生労働省 労働者派遣事業の登録検索
https://www.jinzai-sougou.go.jp/srv110.aspx

請負契約

請負契約
請負契約とは、労働者派遣事業を営む人材派遣会社などと、「仕事の完成(メーカーで働くこと)」に関して契約を結び、その仕事の結果に対してその報酬を支払うことを指します。
給与の支払い、社会保険などの加入、仕事の指示(指揮命令権)などは、すべて人材派遣会社がおこないます。
ただし、請負契約は、雇用契約ではなく、仕事の成果に対して報酬を支払う契約なので、人材企業によっては、社会保険の加入などが無いところもあります。もし「請負契約で」と言われたら、条件を必ず確認しましょう。

各雇用形態 比較表

契約 給与支払
保険加入
指揮命令権
直接雇用 企業(工場)から 企業(工場) 企業(工場)
派遣 人材会社 人材会社 企業(工場)
紹介予定派遣 人材会社
(途中から工場)
人材会社
(途中から工場)
企業(工場)
請負契約 人材会社
(仕事完成契約)
人材会社 人材会社

なるべくなら「(企業からの)直接雇用」を目指して!!

なるべくなら「(企業からの)直接雇用」を目指して!!

上記の比較表をご覧になってもわかる通り、あなたがこれから期間工として働こうとしているなら、なるべく「(企業からの)直接雇用」を目指してください。
直接雇用ということは、「雇用契約」もメーカーと結ぶ、「給与」もメーカーから支払われる、「保険加入」もメーカーの健康保険に入る、業務上の「指揮命令権」もメーカーが上司になる・・です。つまり有期雇用という点を除けば、基本的な待遇はメーカーの正社員と変わりないのです。会社によっては、保養所や研修施設、レジャー特典なども、正社員同様使えることもあります。

もちろんあなたがいま「それどころではない。無職から脱出するので精一杯だ」「年齢を考えると直接雇用とか派遣とかの選択の余地は無い」という場合もあるでしょう。また「派遣契約」や「請負契約」が悪いという訳でもありません。それらの契約で働いている人も多数います。ですので、なるべくなら可能であるなら「(企業からの)直接雇用」を目指すことを意識してください、ということなのです。

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