すぐにでも働き始めたい、なかなか次の仕事が決まらない人は期間工を検討
すぐにでも働き始めたいけれど、年齢や職歴などの理由で次の仕事がなかなか見つからない、何らかの理由ですぐにでも働く必要があるけど採用にならない・・・という方は、期間工(期間従業員)を検討してみるのも手です。
「えっ、期間工(期間従業員)?」という方もいるかもしれませんが、現在、期間工を募集している国内大手メーカーはどこも人手不足で、採用に力を入れているため、他の企業とくらべ内定率も高くなっています。
自宅近くに各社の工場があって、通勤できる方はすぐに検討すべきですし、仮に遠方勤務を選択した場合は社員寮に入ることになりますので、すでに家庭と子どもがいる方は単身赴任になってしまいますが、現在、一人暮らしで家賃を払いながらフリーターやアルバイトなどで働いている人、すぐに働き始める必要のある人、なかなか仕事が決まらなくて困っている、約3年間懸命に働いてお金を貯めたい人にはおすすめです。
人手不足の影響で、高い内定率
「期間工」として働く各大手製造メーカーはアベノミクスなどの好景気に支えられ、どこも人手不足になっています。(そのため各社とも競うように好条件、好待遇を打ち出しています)
そのため、年齢や職歴がネックとなって、不採用が続いていた人も採用される可能性が高くなっています。
特に各大手メーカーの期間従業員を得意としてあつかっている、職業派遣会社は、働く人の志向や得手不得手、性格、雇用条件に合わせて、「この人はここの会社は採用される」という判断の下、提案してくれますので、求職者の方で、あっちの会社、こっちの会社という風に探し回る必要がありません。
また採用側企業の方も、「この職業派遣会社からの応募なら安心」と考えて、採用率(内定率)が高くなる傾向にあります。
正社員登用の可能性も大いにあり
正社員登用の可能性も大いにあります。期間工のデメリット、敬遠しがちな理由として、正社員ではないから、3年後が不安という方も多いと思います。それは確かにその通りだと思います。
ただ、人手不足がいわれる現在、各社とも優秀な人材の確保に必死になっており、期間工(期間従業員)についても、満期とともに、絶対に終了になってしまうというケースばかりでもなく、たとえばSUBARU(スバル)社では、過去に1,000名弱もの正社員登用に実績があります。
たしかに雇用の前提が期間従業員なので、雇用者と雇用主がお互い納得のもと仕事を始めるところがあり、すべての人が正社員の道を保証されているわけではありませんが、自分の頑張り次第では、日本を代表するメーカーの正社員になる可能性もあるわけです。これも大きなメリットだと思います。