期間工として働くことになったきっかけ、その会社に決めた理由

高校を卒業し、福岡市で就職したのですが20歳の頃に退職することとなり、地元に帰省して約3ヶ月程無職の状態でした。「このままではまずいしこれからどうしようか」と思っていた矢先に父親から「若い頃に横浜の日産自動車の期間工として働いていて楽な仕事ではないが、給与面など条件が良い」と聞いて、求人情報誌を見たところ、日産自動車九州工場が期間従業員を募集していたので働いてみることにしました。
理由としては北九州市にある実家から期間工としては一番近い事や私自身、国産の自動車メーカーでは日産自動車の車が一番好きな事もあり「日産自動車九州工場」を応募することにしました。

仕事内容、勤務体制、給与、寮、諸手当の満足度について

私が日産自動車九州で働くことになったのは塗装課のシーリング工程と呼ばれる部署で、シーリングというは車の水漏れを防ぐためにプレスから上がってきた骨組みの車のボディの淵やルーフ部分に塗る接着剤のような液体です。

作業内容はいわゆるライン作業でプレス課から流れてくる塗装前の車のボディにシーリング液をシーリングガンと呼ばれるシーリング液がてでくる器具やハケを使って車のボディに塗っていく作業です。当時はエクストレイル、ノート、海外輸出用のローグなどの車を作っていました。

勤務体制は昼勤、夜勤の2交代制で8～17時 20～5時に残業が最大2時間でした。給与は残業が多い月で40万円近くありました。
満了金はボーナスのようなもので半年で18万円くらいだったと思います。

工場や寮、食堂の雰囲気と快適度、勤務地の雰囲気について

私が入寮した日産自動車九州工場の寮は「富久寮」というところでした。
ワンルーム、エアコン、テレビ付きのフローリングで綺麗なところでした。風呂、トイレは共用でしたが特に不満はなかったです。洗濯機、乾燥機も共用で100円だったと思います。寮には食堂付きで日産自動車のプリペイドカードで支払いになります。これは職場の食堂でも同じプリペイドカードを使って支払いになります。

食堂も安くて美味しいです。食事メニューは週替わりだったと思います。寮の管理人さんも優しくて悪い人はいなかったので住み心地は悪くなかったです。配属先の職場でもとても良くしてもらいました。これは配属先での人間関係なので当たりハズレがあるかもしれません。暗い雰囲気はなかったです。

実際に期間工として働いた感想

実際に期間工として1年間働いて思った事は、正直楽な仕事ではありません。これは配属先で作業が違うのでなんとも言えませんが、最初の1週間～2週間は体力的にキツくてなかなか眠れませんでした。私はまだ20歳だったのですぐに慣れましたが、歳を取るときついと感じる方もいると思います。実際に一ヶ月以内に辞める人や来なくなる人もいるそうです。

ただ仕事自体は特に難しいことはなく、慣れてしまえば楽と感じます。私自身給与面でもかなり恵まれていると感じたのでそれだけでもやってみる価値はあるかと思います。1年間で車を買ったり大きな買い物もしましたが、それでも250万円ほど貯金できました。

（男性　26歳　福岡県）

●その他に日産自動車九州（福岡県）で働いた体験談。専門学校へ行く資金を貯めたそうです「日産自動車九州で期間工として3年間働いて、専門学校へ行く資金を貯めた体験談」

「期間工グッド編集部より」

先ほどもご説明いたしましたが、日産自動車九州は九州の雄・稼げる期間工として有名です。

また日産のグローバル拠点として、工場敷地内の苅田埠頭からアジア各国に大量の車を輸出していますので、つねに仕事はある、人が足りない状態で、2016年度にはなんと「916名」もの期間工を採用しました。30代～40代も採用されやすいので、壮年の方にはチャンスですね。

こちらに日産自動車九州の期間工に付いて詳しく書いたページがありますので、前向きに検討している方はぜひご覧下さい。そのまま応募することもできます。　まずは実際に面接に行ってみて、それからご自身でYESかNOを判断すれば良いと思います。行動あるのみです。