期間工として働くことになったきっかけ、その会社に決めた理由

トヨタグループの株式会社東海理化の音羽工場にて期間工として働きました。知人が働いており色々と話を聞いて応募したのがきっかけでした。
私は車通勤にて会社通いをしていましたが、「ガソリンの値段の変動によりガソリンの値段が高くなっても通勤費をそれに合わせてくれるよ。」と、言われたのを覚えています。
又、トヨタの直属の下請けだった事からも安心していました。出来ればトヨタの会社で働きたかったのですが、私は愛知県在住のため、私の家からトヨタ市まで通うことになると片道２時間はかかる事と、寮に入って生活する事は考えていなかったため、家から通える範囲で探していた所、東海理化があり期間工の募集をしており正社員制度もありましたので応募しました。

仕事内容、勤務体制、給与、寮、諸手当の満足度について

面接時に何やら適性検査みたいな事をしたのを覚えております。そして私が配属された場所は部品の加工でした。機械にセットして加工します。もちろん他の方が付いて教えてもらえます。覚えてしまえば後は繰り返しの作業工程で、1週間もすれば慣れていました。勤務体制は1週間交代で日勤と夜勤をやっておりました。その時はほとんどの方が残業なしで完全土日休みでした。お給料自体は手取りで軽く20万を超えていたと思います。

また半年、半年、1年、1年ごとに満了金も貰えて、(30万ぐらいあった気がします)更新契約での期間工で最大3年働けたと思います。もし3年働いて契約が終わっても一か月したら確か又働けるような事も聞いた事があります。お給料的には満足でした。

工場や寮、食堂の雰囲気と快適度、勤務地の雰囲気について

工場自体は６棟か７棟ぐらいの建物が隣接していたと思います。そのうちの１棟で仕事をしていました。冬には暖房が入り夏には冷房が入りました。
食堂も数回利用した事があります。確かお金の代わりになる食券で社員割引もあったと思います。食べ物の種類はかなり多く、麺系やらご飯物もかなり充実していました。出来立てですので温かったです。食堂の雰囲気は人によってはいつも同じ所に座られる人もいましたが、基本どこでも自由に使えました。
勤務地の雰囲気は特に悪くなく、仲良くなった人と休憩時過ごすだけです。タイムカードは機械に触れるだけ。(入社と退社時)仕事前には体操も毎日ありました。

実際に期間工として働いた感想

今現在私は期間工でもなく工場でも働いておりません。まったく違う職種の仕事についていますが、黙々とやる仕事は嫌いではなかったためか、仕事自体は楽しかったです。

ひとつこの会社で働いて良かったなと思った所は、働き出して半年ぐらいの時に不景気が押し寄せてきたのですが、
東海理化は派遣社員の方は解雇したものの、正社員や私たち期間社員の誰もリストラのような事はしませんでした。リーマンショックの影響で仕事が減り、休日を増やされ金曜日も毎週休みになった月もありましたが、仕事に出てこなくても60％ぐらいの給料を保証して下さいました。　私が働いた工場の中では一番信用出来る所でした。

（女性　34歳　愛知県）

「期間工グッド編集部より」

トヨタグループの株式会社東海理化は、東証1部上場で、従業員1万9000人以上、売上高は4500億円を超える大企業で、シフトレバーやステアリングスイッチ、リモートキー、シートベルトなど車に欠かせない多くの部品を製造しています。業績は好調で、2018年夏には豊田工場にて新ラインをスタートさせました。

あまり頻繁に期間工の募集はおこなっていないのですが、時々人員補充を兼ねて、募集がおこなわれるようですが、現在、東海理化公式サイトにも募集情報は載っていませんでした。

●株式会社東海理化 公式ホームページ

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